これまでできなかったオナニーの話

 

オナニーといえば、以前は女性同士でもその話をすることは、タブーでした。

セックスの話はいくら赤裸々にできてもオナニーを「しているか、していないか」には触れられなかったのです。

 

その理由としては、セックスの話は「自分がパートナーに愛されている話」である一方で、オナニーの話は純粋に「自分の性欲の話」であるからです。

オナニーの話をすることは、「自分に性欲がある」と宣言することで、それはかつては憚(はばか)られることでした。

 

それがようやくここ数年で解放され、女だって当たり前にオナニーをすることは、世間の知るところとなりました。

女性同士、「自分には性欲がある」ということを伝え合えるようになったことさえもつい最近のことなのですから、男性が、女性の性欲のかたちを知らなくても当然の

ことです。